コンテンツへスキップ ナビゲーションに移動- 交通事故での信号サイクルの活用1 信号サイクルが必要となる場面とは? 例えば、信号機のある交差点を直進中、同じ交差点に、右方向あるいは左方向から赤信号を無視をして進入してきた相手方車に衝突されるという交通事故に遭ったとします。ところが、事故の相手方は、「自分の対面信号は青だった」と言い張ります。 このような場合、目撃者の証言が得られる等して、…
- 所有者が不明な不動産の対応「地番」とは、土地の番号であり、住所(住居表示)とは異なります。地番の特定には、ブルーマップ、住宅地図、法務局にある公図等を利用します。土地の住所が分かっている場合は、管轄の法務局に電話で問い合わせれば、地番を教えてもらえます。(ただし、ブルーマップが作成されていない地域の地番については、このサービスは受けられな…
- 隣の崖の所有者に防護擁壁の設置を求められるか? ただし、この点に関しては、学説も一致していないことから、必ず裁判所が、そのように擁壁設置の費用を分担すべきと判断するとは言い切れません。 なお、擁壁設置の費用を分担すべきとされた場合の、費用の分担割合ですが、上記東京高裁昭和51年判決は、「通常は平分(2分の1ずつ)と解する」としていますが、ケースバイケースで異…
- B型肝炎給付金請求訴訟の提起時の注意点 このような場合、その患者さんは、ケース①(がんの発症から20年を経過していない)として、給付金請求訴訟を提起しますが、実際には21年前の入院時のカルテには、がんであることが記載されています(給付金請求訴訟では、これまでの全ての入院時の医療記録[若しくは退院時要約]を提出することとされます)。このため、21年前の…
- 東名あおり運転判決についてとは関係ないものについては、因果関係が否定される」と述べている(井上宏外「刑法の一部を改正する法律の解説」[法曹時報54巻4号、以下「井上外論文」という]61頁以下。下線は引用者による[以下同じ]。)。 ⑶ⅰ 上記の「運転行為の危険性」の内容であるが、危険運転致死傷罪の罪質について立案担当者は、「故意に危険…
- 総会決議取消しの訴えにかかる訴えの利益を認めた最高裁判決総会決議取消しの訴えにかかる訴えの利益について、いわゆる「瑕疵連鎖説」(最高裁平成2年4月17日判決)を前提として、最高裁昭和45年4月2日判決とは異なる最高裁判決がなされました。私が担当した事件で、先日、最高裁の判決が言い渡されましたので、紹介致します。1 事案 ⑴ 上告人X(私の依頼者)は、中小企業等協同組合…
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