コンテンツへスキップ ナビゲーションに移動- 交通事故での信号サイクルの活用1 信号サイクルが必要となる場面とは? 例えば、信号機のある交差点を直進中、同じ交差点に、右方向あるいは左方向から赤信号を無視をして進入してきた相手方車に衝突されるという交通事故に遭ったとします。ところが、事故の相手方は、「自分の対面信号は青だった」と言い張ります。 このような場合、目撃者の証言が得られる等して、…
- 所有者が不明な不動産の対応 現在、所有者が分からない土地や空き家が増えていることが問題とされ、新聞等でも取り上げられるようになっています。 「共有地を売却したいけれど、共有者の1人の所在がわからない」、「土地の境界確認をしたいけれど、隣地の所有者が誰かわからない」等、所有者不明の不動産に関わることとなった場合、どのように対処すればよいでし…
- 隣の崖の所有者に防護擁壁の設置を求められるか? 平成30年7月豪雨では、土砂崩れにより多くの被害が発生しました。このため、崖、急傾斜地に隣接する宅地等の所有者が、崖の所有者に対して、新たに土砂崩れ防止のための擁壁の設置を求めることもあります。この度の豪雨の後、私も、崖の下の宅地・住宅の所有者から何百万円もかかる防護擁壁を設置するよう求められたという、崖地の所…
- B型肝炎給付金請求訴訟の提起時の注意点改正「特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法」(以下、「特別措置法」といいます)が本年8月1日より施行され(予定)、給付金請求の期限が5年間延長されるとともに、死亡又は発症後、提訴までに20年を経過した「死亡・肝がん・肝硬変」の患者等に対する給付金額が、新たに定められました(特別措置法第6条1…
- 東名あおり運転判決について 平成30年12月14日横浜地裁は、東名高速道路でのあおり運転事件について、危険運転致死傷罪の成立を認める判決(以下、「本件判決」という)を出した。第1 事案の概要 被告人は、平成29年6月5日午後9時33分頃、東名高速のパーキングエリアで被害者Aに駐車方法を非難されたことに憤慨し、同人が乗車する被害者B運転の…
- 総会決議取消しの訴えにかかる訴えの利益を認めた最高裁判決総会決議取消しの訴えにかかる訴えの利益について、いわゆる「瑕疵連鎖説」(最高裁平成2年4月17日判決)を前提として、最高裁昭和45年4月2日判決とは異なる最高裁判決がなされました。私が担当した事件で、先日、最高裁の判決が言い渡されましたので、紹介致します。1 事案 ⑴ 上告人X(私の依頼者)は、中小企業等協同組合…
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