コンテンツへスキップ ナビゲーションに移動- 総会決議取消しの訴えにかかる訴えの利益を認めた最高裁判決 ⑴ 上告人X(私の依頼者)は、中小企業等協同組合法により設立された被上告人Y協同組合の組合員です。 ⑵ 平成28年5月にY協同組合の通常総会で同組合の役員(理事及び監事)の選挙(この総会での理事、監事の選挙を、それぞれ以下、「本件選挙1」、「本件選挙2」といいます)が行われましたが、定足数を満たさなかったことか…
- 所有者が不明な不動産の対応地番の特定には、ブルーマップ、住宅地図、法務局にある公図等を利用します。土地の住所が分かっている場合は、管轄の法務局に電話で問い合わせれば、地番を教えてもらえます。(ただし、ブルーマップが作成されていない地域の地番については、このサービスは受けられないようです。2. 登記には、必ず所有者の住所が記載されていますの…
- 隣の崖の所有者に防護擁壁の設置を求められるか? 崖、急傾斜地の所有者は、下の宅地等の所有者に対して、土砂崩れ防止のための防護擁壁を設置する法的な義務を負うのでしょうか。1. この点に関する裁判例ですが、このような事案に関するものは、それほど多くありませんが、「崖の所有者と隣接する宅地などの所有者が費用を分担して、土砂崩れ防止のための防護擁壁を設置すべき」と判…
- B型肝炎給付金請求訴訟の提起時の注意点改正「特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法」(以下、「特別措置法」といいます)が本年8月1日より施行され(予定)、給付金請求の期限が5年間延長されるとともに、死亡又は発症後、提訴までに20年を経過した「死亡・肝がん・肝硬変」の患者等に対する給付金額が、新たに定められました(特別措置法第6条1…
- 東名あおり運転判決について 被告人は、平成29年6月5日午後9時33分頃、東名高速のパーキングエリアで被害者Aに駐車方法を非難されたことに憤慨し、同人が乗車する被害者B運転の車(以下、「被害車両」という)を停止させようと企て、被害車両の通行を妨害する目的で、自車を被害車両に著しく接近させる等の妨害運転をし、同日午後9時34分頃、高速道路…
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