解決のための手続の流れ

1.相談

 それまでの相手方病院での診療の経過をお聞きします。 その上で、医療ミスが考えられる場合、次の医療調査の段階に進みます。

2.医療調査

 カルテ・レントゲン・CT等の診療に関する記録を相手方病院から取り寄せた上で、協力してくれる医師に医療ミスの有無について意見を聞きます。協力する医師も医療ミスを認める場合、次の示談交渉または損害賠償請求訴訟の段階に進みます。

 なお、診療に関する記録を相手方病院から取り寄せるにあたって、病院がカルテを改ざんするおそれがあることがあります。そのような場合、裁判官とともに、抜き打ち的に相手方病院に行ってカルテ等のコピーをとる、「証拠保全」という手続をすることもあります。

3.示談交渉または損害賠償請求訴訟

 協力医師も医療ミスを認める場合、病院に対して損害賠償を求めるために、示談交渉をするか、裁判所で訴訟を提起することとなります。

 示談交渉をしても病院が損害賠償に応じない場合、損害賠償請求訴訟を提起することとなります。病院は、示談交渉の段階では損害の賠償に応じないことが多いため、示談交渉をせずに損害賠償請求訴訟を提起することも、しばしばあります。

 示談交渉または損害賠償請求訴訟を提起するにあたっては、損害賠償請求が(相手方病院または裁判所によって)認められる見込みと、損害賠償金としてどの程度の支払いが見込まれるかについて、あらかじめご説明いたします。

 

手続に要する時間と費用

    以下の各手続に要する費用は、およその金額を示したものです。実際にお仕事をお引き受けするにあたっては、あらかじめ見積書を提示いたします。

1.相談

 初回の相談は無料です。2回目以降の相談は、30分当たり5,000円(税別)となります。

2.医療調査

(1) カルテ等の診療記録を取り寄せてから3ヶ月程度の期間を要します。

(2) 費用は、協力する医師に支払う費用を含めて15万円前後となります。

(3) なお、相手方病院に対してカルテ等の「証拠保全」の手続をとる場合は、証拠保全手続にかかる費用は、相手方病院が一つの場合、10万円程度となります。

3.示談交渉

 示談交渉には概ね3ヶ月程度を要します。

 費用には、示談交渉に先立ってお支払いいただく費用(着手金)と示談交渉の結果、相手方病院から損害賠償金が支払われる場合にお支払いいただく費用(成功報酬)とがあります。

 着手金は相手方の病院が一つの場合、15万円前後(税別)となります。成功報酬は、示談交渉の結果、相手方病院から支払われる損害賠償金額の15%前後となります(税別)。相手方病院から損害賠償金が支払われない場合、成功報酬はご請求いたしません。

4.損害賠償請求訴訟

(1) 損害賠償請求の訴訟は、訴訟を起こしてから最初の判決(第一審の判決)までに、概ね2年若しくはそれ以上の期間を要します。

 第一審の判決に対して、当方又は相手方病院のいずれかが不服を申し立てた(控訴した)場合、さらに第二審(通常は高等裁判所)の審理が行わることとなります。

(2) 損害賠償請求訴訟に要する費用も、着手金と成功報酬とに分かれます。

 着手金は、訴訟の内容の複雑さ等に応じて概ね50万~100万円となります(税別)。成功報酬は、訴訟の結果、相手方から支払われる損害賠償金額の概ね15~25%程度となります(税別)。相手方から損害賠償金が支払われない場合、成功報酬はご請求いたしません。

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