医療機関との示談交渉

医療過誤などをめぐって医療機関とトラブルになった場合、まずはじめに行うのは示談交渉です。示談とは、調停機関や裁判所を通さずに話し合いで解決を図る方法です。示談は、裁判所を通さないため費用や手間も少ないですし、裁判より低い立証の程度でも話し合いがまとまる可能性があります。そこで、大抵の場合、病院に被害を訴えるファーストステップとして、示談交渉をする場合が多いです。
示談交渉は、直接医療機関に、損害賠償請求を求める書面を送ることで行います。交渉の中で、診療内容について説明会が開かれたり、医師に説明を求めることもあります。

示談交渉をしても、医療機関側が示談に応じない場合もあります。示談に応じないとしては次のような理由が考えられます。
一つは、医療機関側が過失を認めないことです。このような場合は、過失を立証するためにさらに証拠を集めることや、医師に説明を求めることが考えられます。
また、過失を認めたとしても、損害賠償金の支払いに応じない場合があります。裁判を起こされても構わないという場合や、損害賠償額の金額が低く裁判を起こされることはないだろうと考えられていることが理由です。
医療機関側に損害賠償金を支払う意思があっても、金額について折り合いがつかず示談が成立しないこともあります。この場合は、裁判になったとしても和解するケースが多いです。

示談がまとまらない場合は、ADR(裁判外紛争解決手続)という弁護士会主催の裁判外の調停を利用すること、裁判所の調停を利用することが考えられます。それでもまとまらなければ、裁判に発展します。またこれらの調停を利用する前に、相手との話し合いの折り合いが全くつかなそうな場合は、いきなり訴訟提起という可能性もあります。

横谷法律特許事務所では、広島市中区にある法律事務所です。広島市を中心に呉市、東広島市、安芸高田市などにお住まいの皆さま(医療過誤については山口県や岡山県、愛媛県など近隣県の皆さまも含みます)の医療過誤、医療ミス、交通事故、企業法務、相続問題を中心に、あらゆるお悩みの相談やトラブル解決を承ります。

お客様に対しては、法的観点からみた現在の状況と今後の見通しについて、できるだけ詳しくわかりやすくご説明いたします。お困りのことがありましたら、ぜひ当事務所へご相談ください。